滋賀県大津市で、高齢の母親の遺体を自宅に放置していたとして、同居していた兄と妹が逮捕される事件が発覚しました。
遺体は強く腐敗が進んでおり、警察は死因の特定を含め、慎重に捜査を進めています。
本記事では、事件の概要を整理しつつ、川﨑理利容疑者と川﨑万澄容疑者の人物像、自宅の状況、母親・祀子さんの死因、そして考えられる動機について、事実と推測を分けて解説します。
事件の概要
事件が明らかになったのは、2026年1月2日です。
滋賀県大津市真野の住宅で、89歳の女性が死亡しているのが見つかりました。
この女性は、この家に住む川﨑祀子さんで、発見時にはすでに死亡から長期間が経過しているとみられ、遺体は腐敗が進んでいました。
警察は翌3日、祀子さんの遺体を放置し遺棄した疑いで、同居していた長男の川﨑理利容疑者(63)と、妹の川﨑万澄容疑者(58)を逮捕しました。
容疑は、2025年10月ごろから2026年1月2日までの間、祀子さんの遺体を自宅に放置していたというものです。
川﨑理利容疑者とは何者か
川﨑理利容疑者は63歳で、職業は無職と報じられています。
母親の祀子さん、妹の万澄容疑者とともに、大津市真野の自宅で同居していました。
報道によると、川﨑家は三人兄弟で、理利容疑者は長男にあたります。
現在のところ、理利容疑者の詳しい経歴や過去の職歴、近隣住民との関係については多くが明らかになっていません。
警察の調べに対し、理利容疑者は「死んでいることに気が付いたのは1月2日です」と供述しており、遺体を長期間放置した認識については否認しています。
川﨑万澄容疑者の人物像
川﨑万澄容疑者は58歳で、兄と同じく無職と報じられています。
兄の理利容疑者、母親の祀子さんと同居していた妹で、事件当時も同じ家に住んでいました。
万澄容疑者は警察の調べに対し、「死んでいるとは知らなかった」と容疑を否認しています。
同じ家に住んでいながら、母親の死亡に気づかなかったとする供述について、警察は生活状況や家の間取り、日常の接触状況などを含めて詳しく調べているとみられます。
顔画像は公開されているのか
2026年1月3日現在、川﨑理利容疑者および川﨑万澄容疑者の顔画像は、警察や報道機関から公式には公開されていません。
現段階では、実名報道はされているものの、写真や映像は確認されていない状況です。
今後、捜査の進展や送検の段階によっては、新たな情報が出てくる可能性もありますが、現時点では不確定な情報の拡散には注意が必要です。
大津市真野の自宅について
事件現場となったのは、滋賀県大津市真野にある住宅です。
詳しい住所や建物の外観などは公表されておらず、プライバシー保護の観点からも詳細な特定情報は伏せられています。
近隣住民からの証言なども、現時点では大きく報じられていません。
ただし、遺体が数か月にわたって放置されていた可能性があることから、家の中の生活環境や衛生状態、周囲への臭気の有無なども、今後の捜査で焦点になると考えられます。
川﨑祀子さんの死因は
川﨑祀子さんは、事件発覚時89歳でした。
遺体は強く腐敗が進んでいたとされており、死亡時期や死因は現時点では特定されていません。
警察は今後、司法解剖を行い、病死なのか、事故死なのか、あるいは外傷があったのかなど、詳しい死因を調べる方針です。
高齢であったことから、持病や老衰による自然死の可能性も考えられますが、これはあくまで一般論であり、現時点では推測の域を出ません。
警察は、事件性の有無も含めて慎重に捜査を進めています。
なぜ遺体が放置されたのか
今回の事件で最も大きな疑問点は、なぜ母親の遺体が長期間放置されていたのかという点です。
理利容疑者は「1月2日に死亡に気づいた」と供述し、万澄容疑者は「死んでいるとは知らなかった」と話しています。
しかし、報道では遺体は2025年10月ごろから放置されていた可能性があるとされています。
この供述と状況の食い違いについて、警察は生活実態や日常的な接触の有無を含めて確認しているとみられます。
考えられる犯行動機について
ここからは、あくまで一般的な事例をもとにした推測です。
現時点で、警察は動機について公式な見解を示していません。
推測として考えられるのは、介護疲れや経済的困窮、家族関係の悪化などです。
無職の兄妹が高齢の母親と同居していたことから、生活費や介護を巡る負担があった可能性も否定できません。
また、死亡届を出さなかった理由として、年金の受給停止を恐れたケースが過去の類似事件では指摘されることもありますが、今回の事件に当てはまるかどうかは不明です。
これらはあくまで推測であり、事実として断定できるものではありません。
次男の通報で事件が発覚
事件が表面化したきっかけは、別居している次男の存在でした。
2026年1月2日、次男が実家を訪れた際、祀子さんが自室で死亡しているのを発見し、警察に通報しました。
もしこの訪問がなければ、さらに長期間、遺体の放置が続いていた可能性もあり、家族間の関係性や交流頻度についても注目が集まっています。
今後の捜査の行方
警察は、祀子さんの死因の特定を最優先に、司法解剖や現場検証を進めています。
その結果次第では、死体遺棄容疑だけでなく、別の容疑が浮上する可能性もあります。
一方で、病死など事件性が低いと判断された場合でも、遺体を放置していた事実がどのように評価されるかが焦点になります。
今後の捜査と司法判断が注目されます。
まとめ
今回の大津市の事件は、高齢化社会や家族の孤立といった現代的な問題を浮き彫りにしています。
川﨑理利容疑者と川﨑万澄容疑者は、いずれも容疑を否認しており、真相はまだ明らかになっていません。
母親・祀子さんがどのような状況で亡くなり、なぜ発見が遅れたのか。
今後の捜査で明らかになる事実を、冷静に見守る必要がある事件といえるでしょう。