栃木県内の私立高校で保健体育を担当していた教諭・久喜則宏容疑者(50)が、10代女性を盗撮したとして性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで逮捕されました。
事件を受け、勤務先である宇都宮文星女子高校は「事実であれば重く受け止める」とコメントし、生徒・保護者への対応を進めるとしています。
この記事では、事件の概要、久喜容疑者の顔画像、宇都宮文星女子高校での立場、そして在校生・卒業生にも被害があった可能性、さらに余罪や動機について現時点で分かっている情報を整理し、推測を交えて詳しくまとめます。
事件の概要
栃木県警によると、久喜則宏容疑者が逮捕されたのは2025年11月25日に宇都宮市内の施設で発生した盗撮行為が原因です。
被害者は10代の女性で、スカートの中をスマートフォンで撮影されたと警察署に相談したことで事件が発覚しました。
施設内の防犯カメラ映像などを基に捜査が進められ、久喜容疑者が浮上。事情聴取に対して本人は
「私がやった盗撮で間違いありません」
と容疑を認めているといいます。
久喜容疑者は逮捕時点で宇都宮文星女子高校の現役教諭であり、保健体育を担当。被害者が女子高校生であることも明らかになっています。
事件は学校関係者だけでなく地域にも大きな衝撃を与えています。
久喜則宏容疑者の顔画像は?
現時点では、久喜則宏容疑者の顔画像は報道機関によって公開されていません。
逮捕報道においても、テレビ・新聞・ネット記事ともに名前と職業・年齢は記載されていますが、顔写真の掲載は確認されていません。
私立高校の現職教諭という立場であるため、今後、学校案内や部活動紹介などに写り込んでいた可能性は考えられますが、公式に「久喜則宏」と確認できる写真は現状では公開されていない状況です。
今後、取材の進展や裁判過程で新たな情報が出る可能性があります。
宇都宮文星女子高校での役職と勤務状況
久喜則宏容疑者は宇都宮文星女子高校で保健体育教諭を務めていました。
同校は宇都宮市北一の沢町にある女子校で、芸術系や文化系クラブ活動にも力を入れており、地域でも知られた学校です。
学校のコメントは次の通りです。
「事実であれば重く受け止めている。今後、生徒や保護者に適切な対応をしていきたい」
この発言から、学校側も詳細を把握しきれておらず、警察の調査結果を待っている段階であることがうかがえます。
保健体育教諭という立場上、女子生徒の健康面や身体面に関わる指導を行う職務であり、生徒との距離も他教科より近くなる場面が多い職種です。
そのため、学校関係者の間でも「信じられない」「ショックが大きい」との声が出ています。
在校生や卒業生にも被害があった可能性は?
今回の事件で最も気になる点のひとつが「同校の生徒への被害が他にもあったのか」という点です。
現時点で警察は「他にも余罪があるかを含め捜査中」と報じられていますが、具体的な被害者数や学校内での行為については明らかにされていません。
しかし、以下の点から、在校生や卒業生に対しても被害があった可能性は否定できません。
● 保健体育教諭として女子生徒と接する機会が多かった
● 体育の授業や部活動など、スマホに触れるタイミングもあった
● 盗撮行為は1度きりではないケースが多いという一般的傾向
● 今回の犯行も施設内で「自然を装って撮影」していたとみられる
また、今回の事件は偶然にも被害者がすぐに気付き警察に相談したことから発覚しました。
もし気付かれないまま撮影していたケースが過去にあったとすれば、被害者が名乗り出ない限り事件化していない可能性もあります。
学校側は今後、生徒に対してヒアリングを行う可能性が高く、警察もスマホを押収してデータ解析を進めるとみられます。
その結果、在校生や卒業生にも被害が拡大する可能性は十分考えられます。(ここは推測)
余罪の可能性について
警察は久喜容疑者のスマートフォンを押収していると考えられ、過去の撮影データが残っていれば余罪が一気に明らかになる可能性があります。
性的姿態撮影処罰法違反は、近年ストーカー防止法や迷惑防止条例と並んで厳罰化されている犯罪であり、スマホのフォルダやクラウドのデータまで徹底的に確認されます。
以下の余罪が想定されます。(推測)
● 施設内で同様の盗撮を以前から繰り返していた
● 学校の生徒を対象にした盗撮
● 公共施設や通勤経路などでの無差別的な盗撮
● 画像や動画をネット上に保存・共有していたケース
特に保健体育教諭という立場を利用した犯行があれば、教育現場への信頼が大きく揺らぐ重大事案となります。
学校・警察ともに慎重に捜査を進める必要があります。
犯行動機は何だったのか
久喜容疑者は逮捕時、容疑を認めているものの、具体的な動機については現時点で公表されていません。
しかし、盗撮事件の多くは以下のような動機が指摘されます。(一般的傾向・推測)
● 好奇心や性的欲求の高まり
● ストレスや精神状態の悪化
● 犯行がエスカレートしていく依存性
● 自分を律することができない衝動性の問題
また、教育者という職業のストレスを抱えるケースも少なくなく、「誰にも相談できず、犯罪に走ってしまった」という事例もあります。
動機が何であれ、現職教諭という立場でありながら女子生徒をはじめ若年女性を狙った犯行は極めて悪質であり、社会的責任は非常に重いものと言えます。
学校側の今後の対応と生徒への影響
宇都宮文星女子高校は、すでに生徒・保護者に向けた説明、相談窓口の設置などの対応を検討しているとみられます。
教職員が関与した性犯罪は、生徒に大きな不安を与えるため、以下の対応が必須となります。
● 生徒へのカウンセリング体制の強化
● 保護者への説明会の実施
● 教職員の再発防止研修
● 体育授業・更衣室の管理体制の見直し
特に女子校という環境では、生徒の不安は強まりやすく、学校全体の信頼回復には時間がかかると考えられます。
まとめ
久喜則宏容疑者(50)は、宇都宮市内の施設で10代女性を盗撮したとして逮捕されました。
本人は容疑を認めており、勤務先の宇都宮文星女子高校は事実関係を確認中です。
今後は
● 在校生や卒業生への被害の有無
● スマホの解析で判明する余罪
● 犯行動機や事件背景
● 学校の責任や再発防止策
など、多くの点が捜査・調査によって明らかになっていくとみられます。
教育現場での性犯罪は、被害者の心に深い傷を残し、学校への信頼を揺るがす重大な問題です。