東京都文京区で、わずか12歳のタイ国籍の少女が“マッサージ店”で働かされていたという衝撃的な事件が明らかになりました。
日本語もわからず、母親と来日したばかりの少女が、なぜひとりで労働を強いられる状況に追い込まれたのか。
店を運営していたとされる**細野正之容疑者(51)**はどのような人物なのか。
また、母親はどこへ行き、少女は今後どうなるのか――。
今回は、事件で報じられている内容をもとに、分かる範囲で詳しくまとめていきます。
◆事件概要:12歳少女は「マッサージ店」で接客
事件が発生したのは、東京都文京区湯島3丁目の個室マッサージ店。
細野容疑者は、
12歳の少女を客の接客業務に従事させた疑いが持たれています。
これは、満15歳に満たない児童を労働者として使用したことにあたり、
明らかな法令違反です。
店はただのマッサージ店ではなく、
「個室」で行われる“サービス”が提供されていたとも報じられ、
より深刻な内容が背景にある可能性があります。
◆細野正之(51)とは?顔画像は?
今回逮捕されたのは、
労働基準法違反(最低年齢)容疑での逮捕となる細野正之容疑者(51)。
現時点で顔画像は公開されていないようです。
また、過去の経歴・家族構成など、人物像についても公的発表はなく、詳細は不明です。
警視庁は、今回のケースが人身取引の疑いも含む深刻な事件であるとして、店の実態や容疑者の背景など、慎重に捜査を進めているとのことです。
今後、追って追加報道が行われる可能性があります。
◆文京区湯島のマッサージ店はどこ?
報道では文京区湯島3丁目とされていますが、
具体的な店名や所在地は発表されていません。
湯島はマッサージ・リラクゼーション店が多数ある地域であり、
外観からは店の性質が分かりづらいケースも珍しくありません。
今後、捜査により店名が判明する可能性がありますが、
現時点では特定はされていません。
※誤った店や企業名を拡散しないよう注意が必要です。
◆少女はなぜ日本へ?母親はどこへ
12歳の少女は母親と共に
短期滞在(15日間)ビザで来日。
日本語はほとんど話せなかったとされます。
ところが
7月中旬、母親が出国。
少女だけが日本に取り残される事態に。
その後、少女は
店側が借りた部屋で生活し、
マッサージ店で働くよう強要されたとみられています。
少女には「わずかな食事代など」が与えられていたとされ、
児童を保護すべき大人が“生活させている”という名目で
労働力を奪っていたことが伺えます。
母親がなぜ娘を残して帰国したのか、
事件に関与していたのかなどは
現時点では明らかになっていません。
◆少女の生活環境:「寝泊まりは台所」
報道によれば、少女は店側が借りていた住居で
台所で寝泊まりしていたとのこと。
安全性も衛生面も考慮されていない
極めて過酷な生活状況であったとみられます。
12歳の少女が外国で頼れる人もおらず、
労働を強いられ、台所で眠る――
その恐怖や不安は想像を絶するものがあります。
◆事件の発覚:少女が自ら出入国在留管理局に相談
少女は、入国から約3カ月後の9月中旬、
東京出入国在留管理局を訪れ「働かされていた」と相談。
これにより事件が発覚しました。
言葉も通じない中、
自身の危機を訴え行動した少女の勇気は
称賛すべきものと言えます。
その後、関係機関に保護され、
現在は安心できる環境下で生活しているとみられています。
◆少女の言葉「学校に通いたい」
保護された少女は
「学校に通いたい」
と話していると報じられています。
過酷な環境で働かされていた少女が
ただ当たり前の権利――
「教育」を望んでいる。
その切なる思いが胸に迫ります。
関係機関は精神的なケアを優先しつつ、
帰国に向けた支援を行っているとのことです。
◆人身取引の可能性も
今回の事件は
表向きは労基法違反による逮捕ですが、
背景には人身取引(Human Trafficking)
が疑われています。
貧困や家庭事情などを背景に、
子どもが搾取されるケースは
世界中で起こっています。
本件でも
少女や母親が来日した経緯、
店側との接点など
詳細な調査が続けられており、
今後、
より重大な罪に発展する可能性も否定できません。
◆細野正之は今後どうなる?
容疑は
労働基準法違反(最低年齢)
ですが、少女を雇い入れた経緯、
生活環境、人身取引の有無など
追加の容疑がかかる可能性もあります。
-
児童福祉法違反
-
入管法違反
-
人身取引関連罪
など、適用される法律は非常に重くなり得ます。
今後の捜査次第では
厳罰となる可能性も高そうです。
◆母親は事件に関与している?
現段階では、
母親が事件に関わっていたかどうかは
明らかになっていません。
-
娘を残して帰国した理由
-
容疑者との関係
-
経済的背景
-
来日目的
など、調査が進められていると思われます。
ただ、少女を置き去りにしたという事実は大きく、
過失や関与が疑われる可能性もあります。
◆少女は今後どうなる?
少女は現在、
保護され安全な環境下にあります。
国内の児童福祉関係機関が精神的なケアを行い、
今後は帰国支援が進められるとのこと。
本人は
「学校に通いたい」と希望しており、
帰国後の教育支援が継続されることが望まれます。
◆まとめ
▶ 細野正之容疑者(51)が逮捕
・12歳の少女を“接客”に従事させた疑い
・店は文京区湯島3丁目の「個室マッサージ店」
▶ 少女は母親と来日後、ひとり取り残される
・生活は台所
・わずかな食事代のみ
・約3カ月後、入管へ相談し発覚
▶ 現在は保護され、「学校に通いたい」と話す
今回の事件は、
日本国内で人身取引が潜在化している現実を示す
極めて重大なケースです。
弱い立場にある子どもが
労働力として搾取されることのない社会づくりが求められています。
続報に注目していきましょう。
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