2022年以降、詐欺や横領の疑いで複数回の逮捕・起訴が続いている元占い師の田斉法子（たさい のりこ）容疑者。
2025年11月19日、知人女性から9200万円をだまし取ったとして、再び逮捕されたというニュースが大きな注目を集めています。
本記事では、田斉法子容疑者のこれまでの経歴や生い立ち、家族構成や飯塚市にあるとされる自宅情報、そして事件の詳細や今後の焦点について、現時点で判明している内容をまとめてお伝えします。
田斉法子が再逮捕 事件の概要
田斉法子容疑者（51）は、2022年に福岡市の46歳の知人女性へ“架空の高級腕時計投資”を持ちかけ、現金8700万円をだまし取った疑いが持たれています。
「クライアントから依頼され、高級時計の買い付けを行っている」
「出資額に対して3パーセントのマージンをつけて返金する」
こうした“もっともらしい投資話”を持ちかけていたとされ、女性は信用して資金を渡してしまったとのことです。
さらに翌年にも同じ女性から500万円を詐取した疑いがあり、合計金額は9200万円にのぼります。
取り調べに対し田斉容疑者は黙秘を続けています。
警察は金融取引の履歴を調べたうえで、
「投資活動の実体は存在しない」
「預かった金の一部は車の購入費や他の人への支払いに流用された」
とみており、詐欺事件としてさらに捜査を進めています。
驚くべきことに、田斉容疑者は“およそ70人から約20億円を集めていた可能性がある”と見られており、大規模な被害に発展していた可能性が浮かび上がっています。
田斉法子の顔画像は？
現在、報道機関では田斉容疑者の実名と顔写真が公開されています。
表情や雰囲気からは一般的な中年女性といった印象を受けますが、元“占い師”として活動していたという情報もあり、対面での信用を得やすい立場にあったのではないかという見方もあります。
占いという職業柄、悩み相談や人生のアドバイスなど、人と深く関わる機会が多く、相手から信頼を得やすい環境が整っていた可能性が高いと考えられます。
ただし、顔つきや雰囲気などを事件に直結させるのは不適切であり、冷静に事実関係を見ていく必要があります。
生い立ちや経歴
田斉容疑者の生い立ちについて詳細な情報は、公的な記録や報道からはほとんど明らかになっていません。
分かっているのは、元“占い師”として活動していたこと、そして数年前から福岡県内を中心に複数の知人や相談者の間で投資関連の話を持ちかけていたという点です。
占い師としてどれほどの期間活動していたのか、どのような経緯で“投資話”に関わるようになったのかについては明確な情報はありませんが、周囲の人々が彼女の話を信じてしまうほどのコミュニケーション能力があったことは推測できます。
また、複数の逮捕歴があることから、過去数年にわたって類似の詐欺スキームを継続していた可能性が高いとみられています。
福岡県飯塚市の自宅について
田斉容疑者は現在、福岡県飯塚市に住んでいたと報じられています。
飯塚市といえば、福岡県の中でも住宅街が広がり、都会すぎず田舎すぎない落ち着いた地域として知られています。
市内にはマンションから戸建てまで幅広い住宅があり、幅広い年代の人が生活しています。
いっぽうで、自宅の詳しい住所や周辺環境などは報じられておらず、プライバシーの観点からも特定することはできません。
これまでの事件概要を踏まえると、自宅からも知人女性などとの連絡を行い、投資話を継続していた可能性がありますが、あくまで推測にすぎません。
結婚している？夫や子供はいる？
田斉法子容疑者の家族構成について、報道では夫や子供に関する明確な情報は一切出ていません。
複数の逮捕歴があるにもかかわらず、家族に関する情報が公開されていないのは、
家族が事件と無関係であること、またプライバシー保護の観点が強く働いているためだと考えられます。
年齢が51歳であることから、結婚歴がある可能性はありますが、現時点では“夫や子供がいるかどうか”は不明です。
SNSアカウントが公開されているわけでもなく、プライベートの情報はほとんど出ていません。
占い師として活動していた人物であれば、顧客や相談者との関わりが中心だった可能性も考えられ、家族構成については引き続き明らかになるのを待つしかありません。
これまでの逮捕歴と手口
田斉容疑者は今回の逮捕を含め“3度の逮捕・起訴歴がある”と報道されています。
過去の容疑内容には、
高級腕時計を「お守りにする」と言って預かり、質屋に入れて換金
「おまじないでパワーチャージする」と信じ込ませたうえで横領
といった、占い師という立場を利用した疑いがありました。
占いを信じて相談していた人に近づき、信頼関係の中で高額を騙し取るという手口は、心理的な影響が強く、被害者が心身共に傷つくケースが多いのが特徴です。
今回の事件では、投資話に手口を変えている点が特徴的で、手法が段階的にエスカレートしていった可能性があります。
70人から20億円――事件はさらに広がる可能性
警察の調べでは、田斉容疑者はこれまでに“およそ70人から総額20億円を集めていた可能性”があるとされています。
これは単なる個人間の詐欺という枠を超え、組織的・継続的に行われた大型詐欺事件として扱われる可能性も見えてきます。
被害者の多くは、田斉容疑者を信頼していた人々だった可能性が高く、
占い師という職業柄「心のつながり」から騙されてしまったケースも多いと推測されます。
今後、追加の被害申告が相次ぐことも考えられ、捜査は長期化する可能性が高いでしょう。
今後の焦点
今回の事件で注目されるのは以下のポイントです。
どのようにしてこれほど多額の資金を集められたのか
取引の実態がないのに、被害者はなぜ信じてしまったのか
第三者の関与があるのか
資金の流れはどこまで解明されるのか
被害額20億円の行方はどうなるのか
そして、黙秘を続けている田斉容疑者が、今後供述を変えるのかどうかも大きなポイントとなります。
占い師としての活動歴、対人関係の構築方法、巧妙な話術などが、今回の詐欺にどのように影響したのかも重要な焦点になっていくでしょう。
まとめ
田斉法子容疑者は、占い師という立場を利用して信用を獲得し、その後は高級腕時計や投資話を用いて莫大な金額を集めたとみられています。
知人女性からの被害額は9200万円にのぼり、警察の見立てでは全体の被害額は約20億円規模に達する可能性もあるという、非常に重大な事件です。
生い立ちや家族構成など、まだ明らかになっていない点は多いものの、今後も新しい情報が判明していけば、全容がより鮮明になるでしょう。
事件の性質上、多くの人の信頼や心の隙間につけ込んだとされる部分が大きく、被害者の心のケアも含めて慎重な対応が求められています。
今後も新情報が入り次第、更新していきます。
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