MENU

【顔画像】呉華維 居酒屋「楽笑」 店の場所 あらを盗み かま焼き 営業停止 閉店の可能性は

東京・中央区にある豊洲市場から魚の「あら」(頭やカマ・骨の部分)を盗み、運営する居酒屋で調理し提供していたとして、飲食店経営者の中国籍の女・呉華維容疑者(66)が警視庁に逮捕されました。
報道では店の名称は「楽笑」、所在地は東京都中央区勝どきで、豊洲市場へ近い立地であったことが明かされています。

逮捕の直接の容疑は「建造物侵入」と「窃盗」。しかし事件は 単なる食材窃盗 ではなく、客へ提供した可能性や繰り返しの疑いが見込まれる点で注目されています。

写真に写る呉容疑者はマスクをして車両後部に座っており、落ち着いた表情にも見えますが、報道のトーンからは違法である自覚を認めながらも「食べられると思った」と供述していることが強調されています。

目次

事件概要

養殖用に加工される「あら」を30kg以上盗み、自転車で運搬

警視庁発表によると事件の内容は次の通りです。

・侵入日時:2024年11月21日夜
・侵入場所:豊洲市場の「あら」集積所
・盗んだ量:マグロのカマや骨 約30kg
・金額換算:時価約210円
・用途:かま焼きにして客へ提供、骨は自分で食用加工

金額だけ見ると210円相当という非常に低額ですが、問題の核心は「市場の管理区域に無断で侵入・搬出したこと」「飲食店で客に提供したこと」そして「食材として認可されていないものを提供した可能性」にあります。

市場関係者によると、この集積所は不要部位を1kg7円で買い取り、養殖魚の餌や加工用材料として再利用する場所。つまり食品として提供する前提ではなく、衛生基準も異なる可能性があります。この材料を客へ提供したことは飲食店営業の安全管理の観点でも極めて重大です。


店の名前は居酒屋「楽笑」

勝どき駅徒歩1分の場所にある小型飲食店

● 店名:居酒屋 楽笑
● 住所:東京都中央区勝どき2-13-6
● 電話番号:03-5548-3107
● アクセス:都営大江戸線 勝どき駅 A3a出口 徒歩1分
● 営業時間:24時まで営業(報道時点)

立地はビジネス街とマンション群が混在し、飲食店が多く並ぶ一角。
豊洲市場から近距離であるため、仕入れ目的で市場に通う飲食関係者もよく見られる地域です。呉容疑者も日頃から仲卸との取引で市場を頻繁に訪れていたとされ、内部に詳しい人物だったことも事件の背景として指摘されています。

呉華維の顔画像

呉華維容疑者の顔画像は全国のニュースで公開されています


供述内容

「かま焼きにして提供」「骨はつみれにして自分で食べた」

呉容疑者は警察の取り調べに対し、次のように話していると報じられています。

「かま焼きにしてお店で客に出した」
「骨をつみれにして自分で食べた」

つまり店は違法食材を 料理として利用し実際に提供 していたことになります。
被害額は小さくとも、飲食店の衛生意識・安全管理体制に対する信頼を揺るがす重大な違反です。


なぜ「あら」を盗んだのか

動機は節約か?利益目的か?それとも…

動機について本人は次のように供述しています。

「調理すれば食べられると思った」

しかしここには複数の考えられる背景が存在します。

1. 経費節減の狙い(推測)

通常のマグロカマは飲食店向けに卸されれば高値になることも多い食材です。
30kgを全て無料に近い形で調達できれば、原価率が大幅に抑えられることは確実です。

2. 調理への自信・経験(推測)

長く飲食業に関わってきた人物なら、あらは「旨味の塊」と認識する可能性もあります。つみれや出汁に使えば質の高い料理に変えられるという判断だったのかもしれません。

3. 市場の廃棄物=自由に持ち帰れる誤解(推測)

「捨てられるものだから」と考えた可能性も否定できません。
しかし市場内は管理区域であり、無断持出は明確な窃盗です。

動機は単純とは言い切れず、複合的な要素が絡んだ可能性もあります。


発覚と逮捕までの経緯

防犯カメラ映像で特定 → 翌日にも被害 → 現場で遭遇

● 21日夜に侵入
● 30kgのあらを自転車で運び出す様子が監視カメラに
● 翌日22日にも同様の被害
● 市場関係者が警戒強化
● 24日、対応会議直前に本人が再び出現
● 通報 → 逮捕

現場に再び現れたのは偶然か、それとも habitual(習慣的)だったのか。
連日同じ手口で被害が発生していたことから、余罪または継続的窃盗が疑われています。

警視庁も同様に 余罪の可能性を視野に捜査中 だと報道されています。


余罪の可能性

一度だけとは考えにくい? 店で提供されていた期間は…

報道で注目されている最大の論点が 余罪の有無 です。

市場では21日と22日に被害が確認されており、逮捕されたのは24日。
この短期間で少なくとも2回盗みが行われた疑いがあり、さらにそれ以前にも同様の行為が行われていた可能性は排除できません。

仮に店で提供が常態化していた場合、利用客が知らぬ間に養殖餌用部位を食べていた可能性もある という点は大きな問題です。今後の捜査で

・いつから提供していたのか
・どれほどの量を使用していたのか
・客に健康被害があったか

これらが解明されるかどうかが重要ポイントとなります。


今後の展開

営業停止・行政処分・店の存続はどうなるか

食品衛生法上の問題、建造物侵入・窃盗、社会的信用失墜。
店の運営継続は極めて難しい可能性が高く、行政からの営業停止処分や閉店も視野に入ります。

しかし現時点で店の営業状況がどうなっているかや、再開の意思などは公開されていません。
事件が社会の安全意識や食品管理基準の再確認へつながることが期待されます。


まとめ

呉華維容疑者が豊洲市場で処理用に集められていた魚の「あら」を盗み、自店「楽笑」で調理し客に提供していたとされる今回の事件。
被害額は小さくとも、安全基準を逸脱した行為であり、飲食店に求められる衛生管理と倫理意識を問う事案です。

今後の捜査で

・余罪の有無
・違法利用の期間
・提供された食材の安全性
・店の今後の処遇

これらの点が明らかになることが注目されています。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次