2025年6月、風俗スカウトグループ「アクセス」のリーダーである遠藤和真容疑者（34）が、犯罪収益隠匿の疑いで再逮捕されました。
SNSを使って全国の女性をスカウトし、風俗店に紹介するという違法な手口で巨額の利益を上げていた「アクセス」とは、一体どのような組織だったのでしょうか？
本記事では、遠藤和真容疑者の顔画像や経歴、過去の逮捕歴、そして驚きの犯行手口と動機について詳しく解説していきます。
風俗スカウトグループ「アクセス」事件の概要
2025年6月26日、警視庁と大分県警などの合同捜査本部は、組織犯罪処罰法違反（犯罪収益隠匿）の疑いで、「アクセス」代表の**遠藤和真容疑者（34）**を再逮捕しました。
捜査によれば、遠藤容疑者は2024年2月から11月にかけて、紹介した女性からの報酬として得た「スカウトバック」約1億2000万円を、都内のバーチャルオフィスに現金で郵送させることで隠匿していたとのこと。
「スカウトバック」とは、風俗店に女性を紹介した見返りに支払われる報酬のことですが、これが犯罪収益と認定されたのは過去最大規模です。
顔画像公開：逮捕時の遠藤和真の姿とは？
報道各社が一斉に取り上げたことにより、遠藤和真容疑者の顔画像も公開されています。
トレーナーにメガネ、マスク姿
取り調べには黙秘を貫き、「弁護士が来るまで話したくない」と述べたとされています。
一見して冷静な印象を受けますが、内部資料には「風俗嬢は人ではない」と書かれており、その冷徹さは異常とも言えるものでした。
遠藤和真の経歴とは？なぜ風俗業界に関わるようになったのか？
遠藤和真容疑者の具体的な学歴や職歴は現在のところ明かされていませんが、20代の頃からすでに風俗業界に深く関わっていたと見られています。
「アクセス」という組織は、SNSを活用し、女性たちに対して「高収入」「すぐに稼げる」などと甘い言葉で勧誘を行っていたとのこと。これにより、ホストクラブで多額の借金を抱えた女性たちがターゲットにされ、売春に繋がっていたケースも少なくなかったようです。
「アクセス」の組織的なスカウト手口
アクセスは全国に広がる風俗ネットワークを持ち、約1800の店舗と契約を交わしていました。
警視庁の発表によると、わずか5年間で推定7万8000人もの女性を違法に紹介し、総収益は60億円以上に達していたとされます。
また、内部マニュアルには以下のような記載がありました。
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「風俗嬢は人ではない」
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「給料システムは完全歩合で、女性の稼ぎが永久に入る」
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「上司の連絡には最速で返信」
このような徹底したマニュアル管理と上下関係の厳しさから、企業のように組織化された犯罪集団であったことがわかります。
なぜ逮捕に至ったのか？特別捜査本部の執念
アクセスの摘発には、警視庁保安課が中心となり特別捜査本部を設置。長期間にわたる極秘調査が行われ、2025年6月現在までに、遠藤容疑者を含む12人の幹部が逮捕されています。
保安課の半田正浩課長は記者会見で次のように述べています。
「特別捜査本部を設置し、鋭意捜査を推進した結果、主要幹部のほとんどを逮捕しました。アクセスの組織の解体と収益のはく奪に成功しました。」
これは、単なる風俗紹介ビジネスを超えた、現代型の反社会的組織を壊滅させた大きな成果と言えるでしょう。
犯行動機は金と支配欲か？遠藤和真の目的とは
遠藤和真容疑者がここまで巨大な組織を築き上げ、スカウトビジネスを拡大させた背景には、金銭的欲望と支配欲があったと考えられます。
マニュアルの中では「今のペースで行くと数年以内に日本一の会社になる」といった記述もあり、純粋な営利目的だけでなく、組織を大きくすること自体に快感を得ていた可能性もあります。
また、風俗で働く女性たちを「商品」として扱い、人格を無視した搾取構造は、明確な人権侵害でもあります。
ネット上の反応「氷山の一角では？」と不安の声も
この事件を受けて、SNSやネット掲示板などではさまざまな声が上がっています。
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「風俗スカウトってここまで組織化してたのか…」
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「紹介料が1億超えって完全にブラックビジネス」
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「アクセスは氷山の一角。他にも似たような組織が絶対ある」
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「女性を物扱いするマニュアル、許せない」
風俗業界の裏に潜む構造的な問題があぶり出されたことで、今後も同様の摘発が続く可能性があると見られています。
今後の展開と課題
警視庁は今回の摘発で「アクセス」の組織壊滅と収益はく奪を宣言しましたが、再発防止策として、以下のような取り組みが急務とされています。
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SNSによる違法スカウト行為の監視強化
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風俗業界の透明化と法整備の見直し
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若年女性の支援体制の強化（特にホスト依存などの背景を持つケース）
まとめ｜遠藤和真と「アクセス」が残した負の遺産
遠藤和真容疑者が率いた「アクセス」は、表向きは女性の職業紹介を装いながら、実態は巨額の金を動かす犯罪ビジネスでした。その中心人物が1億円以上の報酬を隠し、組織的に犯罪を行っていたという事実は、社会に大きな衝撃を与えています。
今後は、遠藤容疑者の裁判を通じてさらに詳しい実態が明らかになることが期待されます。そして同時に、同様の犯罪が二度と起こらないような仕組みづくりも求められています。
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