福岡県警の第二機動隊に所属するスクーバ部隊で、深刻ないじめ・暴行・わいせつ行為が相次いでいたことが明らかになり、警察内部や世間に大きな衝撃が広がっています。
今回の問題は、単なる「悪ふざけ」ではなく、組織の中で上下関係を利用し、抵抗できない立場の後輩へ暴行や性的嫌がらせを強制していたという、極めて悪質な行為でした。
県警は加害者の一部を懲戒免職などの処分とし、不同意わいせつや暴行容疑で計6人を書類送検しましたが、社会からは「処分が軽すぎる」との批判が噴出しています。
この記事では、判明している事実を整理しながら、加害行為の名前や顔画像、余罪の可能性、処分内容、ネット上の反応、そして読者が最も気になるポイントを詳しく解説します。
スクーバ部隊で何が起きていたのか
福岡県警が明らかにした内容によると、一連のいじめや暴行行為は昨年7月から今年2月にかけて行われていました。
被害に遭った隊員は8人で、加害者側の一部も被害経験があるとされています。
スクーバ部隊は、水難救助や水中捜索など、高い技能と冷静な判断力が要求される専門部隊です。
その内部で、一般社会では到底許されない行為が繰り返されていたことは重く受け止められています。
判明している加害内容
今回認定された刑事事件は3件、パワーハラスメントは8件に及びます。
報告されている行為は極めて悪質で、以下のようなものがありました。
- 宿泊先で後輩を押さえつけ裸にし、別の隊員に体を触らせた
- 寮内で後輩を裸で踊らせた
- 砂浜で顔に放尿した
- 水温8度、水深5メートルの冷たいプールに無理やり入らせた
- 泥酔した隊員の体に納豆やマヨネーズを塗りつけ放置した
いずれも上下関係を利用した強制行為で、隊内では「指導」「訓練」と称して行われていたケースもあったといいます。
主犯格とみられる24歳の男性巡査
今回最も重い処分となったのは、スクーバ部隊で訓練内容を決める立場にあった24歳の男性巡査です。
この巡査は懲戒免職となり、不同意わいせつおよび暴行容疑で書類送検されました。
供述では
楽しければ何でもやっていいと思っていた
と語っていると報じられています。
しかし、これは「遊び」や「ふざけ」では到底済まされません。
指導的立場を利用した支配的な行為であり、精神的・肉体的な苦痛を与えるための行為と見られています。
他の加害者と処分内容
今回の処分者は次のとおりです。
- 懲戒免職
二機動隊スクーバ部隊の24歳巡査 - 停職6ヶ月
23歳の巡査 - 減給10分の1(1ヶ月)
25歳の巡査 - 本部長訓戒など軽処分
監督責任などで計7人
スクーバ部隊全体は20名程度とされており、実に三分の一以上が問題行為へ直接・間接的に関与していた計算です。
この人数から考えると、部隊内の空気や文化そのものに問題があったことが推測できます。
スクーバ部隊のいじめ加害者 実名や顔画像が公表されないのはなぜか
ネットでは「実名は?」「顔写真は?」「なぜ非公表?」という声が非常に多く上がっています。
結論としては、
- 現時点では有罪が確定していない
- 書類送検の段階であり逮捕ではない
- 警察官の不祥事では、県警が原則として実名発表を控える傾向がある
という理由から、公表されていません。
ただ、今回の行為の悪質さ、複数人への継続的な加害、性的要素を含む暴力などを踏まえると、社会的関心が強く、「公表されるべきではないか」という声が広がっています。
動機は何だったのか
動機について、県警は明確な説明をしていません。
加害者本人は楽しければ何でもやっていいと思っていたと述べていますが、これは動機と言えるほどの説明にはなっていません。
以下は推測を含みます。
- 指導する立場にあるという優越感
- 上下関係が強い部隊の風土
- 飲酒を伴う場での気の緩み
- 集団心理による暴走
- 「伝統」や「慣習」として受け継がれていた可能性
これらの複合要因が背景にあったのでは、と推測されます。
余罪の可能性はあるのか
県警は今回の調査で刑事事件3件、パワハラ8件としていますが、これは被害届や証言が得られた範囲に限られています。
被害者8人のうち、加害者側2人も被害経験があるとされており、部隊内における「負の文化」が連鎖していたことがうかがえます。
余罪についても、以下が推測されます。
被害を訴えられなかった隊員が他にもいる可能性
「見ていたけど言えなかった」隊員が複数いた可能性
「これまでにも似た行為があった」と語る関係者の存在
特にスクーバ部隊のように閉鎖的な専門部隊では、内部に問題が潜りやすいという構造的な課題があります。
今後の追加調査で新たな事実が判明する可能性は十分にあります。
処分が軽すぎると言われる理由
今回、最も多い意見は処分が軽すぎるのでは?というものです。
その理由としては、
- 性的行為の強要や暴行が含まれる
- 被害者が多数に及ぶ
- 長期間にわたり行われている
- 指導者が主導していた
- 救助・捜索を担当する部隊としての公共性の高さ
- 警察官という職務の倫理性
これらの点から、懲戒免職以外が停職や減給で済んでいる点に不満が集中しています。
また、書類送検はされたものの逮捕には至っておらず、これも「甘い」と指摘されています。
まとめ
福岡県警スクーバ部隊で明らかになった不祥事は、単なる暴行や悪ふざけではなく、組織内の深刻な問題を示しています。
これらはすべて、人としての尊厳を踏みにじる行為であり、警察組織で起きたことは社会全体に大きな衝撃を与えました。
処分の内容、実名非公表、余罪の存在、動機の不透明さなど、まだ多くの疑問が残されています。
今後の捜査や検察の判断で、新しい事実が明らかになる可能性は十分にあります。
随時続報が入れば、この記事に追記していきます。
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