2025年11月、VTuber事務所 「Vivid V」 を運営していた 株式会社LinkUp が倒産を発表し、ネット上で大きな注目を集めています。
代表を務めていたのは 西口昇太朗(にしぐち しょうたろう)氏。
しかし設立からわずか数カ月での経営破綻、さらに 会社資金の私的流用疑惑 が浮上しており、ファン・関係者から怒りの声が相次いでいます。
本記事では、
・西口昇太朗とは何者か
・倒産理由
・私的流用の内訳
・タレントとのトラブル
・ファンへの返金対応
など、現時点でわかっている情報をまとめていきます。
■西口昇太朗とは何者?顔画像は?
今回の問題の中心人物である 西口昇太朗 氏。
VTuber事務所「Vivid V」を運営した 株式会社LinkUpの代表取締役 です。
設立は 2025年8月。
しかし、短期間で倒産手続きを取る事態となっており、経営体制の脆弱さが露呈しました。
現時点で、
顔画像などの詳細なプロフィールは公開されていません。
SNS上でも特定につながる情報は乏しく、学歴・経歴なども不明。
急造された会社であり、代表者のバックグラウンドがほとんど明らかにされていなかった点にも不信感が高まっています。
■株式会社LinkUpとは?わずか数カ月で倒産発表
事務所名:株式会社LinkUp
運営ブランド:Vivid V
設立:2025年8月
倒産手続き:2025年11月発表
VTuberタレントを抱え、ファンクラブ・グッズ販売・クラウドファンディングなどを展開していたものの、
数カ月で事業継続が困難となり、倒産手続きが進められることが公式に発表されました。
まさに急成長を狙った新興VTuber事務所でしたが、対応の不備や資金流用疑惑などが相次ぎ、信頼を失っていきました。
■倒産に伴う公式対応
公式発表によると、今後は以下の対応が取られることが示されています。
▼タレント契約の解除
所属タレントは順次契約解除。
▼ファンクラブサービス終了
2025年11月5日付で強制キャンセル。
11/1〜5決済分については返金対応。
▼未発送グッズ・返金対応
・在庫が確認できている25名分 → 11月15日までに発送
・返金連絡済の20名 → 11月末までに返金予定
▼クラウドファンディング返金
2025年11月10日より順次対応予定
表向きは「誠実に対応する」と発表していますが、
すでにトラブルが続出しており、返金履行が果たされるのか—注目が集まっています。
■倒産理由は?私的流用が発覚
今回の倒産で最も問題視されているのが、
代表・西口氏による会社資金の私的流用疑惑。
所属タレントの発信によれば、
「各所への支払いやクラファン返金が遅れている理由は、社長が会社のお金を使い込んだから」
などと明言されており、従業員側から内部告発が行われた形です。
また
「謝られても絶対許さない」
「給料を早く払って」
など、不満と怒りをあらわにするタレントも。
▼私的流用の内訳は?
現時点で明確な内訳は公開されていませんが、
・タレント報酬
・グッズ制作費
・イベント費
・クラウドファンディング資金
などが流用対象となった可能性が考えられています。
※公式発表でも「私的流用の可能性」とされており、事実関係のさらなる調査が求められています。
■タレントからの批判が続出
今回の問題は、ファンだけでなく所属タレントに大きな負担を与えています。
・報酬未払い
・連絡不備
・契約解除による活動停止
など、タレント側の被害が多数報告されています。
実際、タレントの多くが個人活動に戻ると発表しており、事務所との関係性は断絶状態となっています。
■ファンへの影響|未発送・返金が山積
今回の倒産は、ファンにも直接的な損害を与えています。
▼被害例
✅ ファンクラブ強制退会
✅ グッズ未発送
✅ クラファン返金遅延
✅ イベント中止
すでに返金が必要な案件が多数発生していますが、
対応期間は11月中〜12月にかけて予定されており、
適切に処理されるかどうかは不透明です。
■なぜここまで短期間で崩壊したのか?
新設VTuber事務所は近年増加していますが、
人気獲得や運営費回収までのハードルが高く、
資金繰りが常に不安定 であることが指摘されています。
特に今回は、
・設立から倒産までわずか数カ月
・代表者プロフィール不透明
・資金流用疑惑
・報酬未払い
というリスク要因が並んでいたことから、
「いずれ崩れる構造だった」との声も少なくありません。
SNSでも、
「小規模VTuber事務所はこうやって終わる印象」
といったコメントが寄せられています。
■今後の焦点
今後注目される点は以下の通り。
▼1. 返金処理が実際に行われるのか
・グッズ未発送
・クラファン返金
・ファンクラブ返金
▼2. タレントの今後
・個人勢として活動継続
・新事務所に移籍
▼3. 法的措置の有無
・私的流用が事実なら刑事責任も
ファンの損害が少しでも軽くなることが望まれます。
■まとめ
✅ 株式会社LinkUp(運営:Vivid V)が倒産
✅ 2025年8月設立 → わずか数カ月で崩壊
✅ 代表・西口昇太朗による私的流用疑惑
✅ グッズ・クラファン返金対応が遅延
✅ タレントは契約解除、怒りの投稿も
✅ ファン・支援者にも被害拡大
VTuber業界にとって、「信頼」を揺るがす大きな事件となりました。
再発防止には、
・資金管理体制の強化
・透明性の確保
が不可欠と言えるでしょう。
今後、返金が確実に行われるのか、
タレントの活動環境が整えられるのか、
引き続き注目が必要です。
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