料理研究家として絶大な人気を誇るリュウジさん。そのレシピから生まれたミーム
「リュウジ、信じてるからな」は、一時期ネットを席巻するほど流行しました。
ところが最近、このミームに「ある女性ユーザー」が参入したことをきっかけに
終わったつまらなくなった
面白さが消えた
といった批判が噴出し、ネット上で小さな炎上が起きています。
この記事では、ミームの成り立ちから今回の騒動の背景、そして読者が最も気になるポイントまで、丁寧にまとめて解説します。
ミーム「リュウジ、信じてるからな」
「リュウジ信じてるからな」ミームは「あかりを信じる」の派生種だから、女性が作った流れに男性が参入してきたんだが… https://t.co/RGjX81xJWl
— ガラガラ (@missedsoup) December 1, 2025
「リュウジ、信じてるからな」がなぜ拡散したのか
始まりは極めてシンプルでした。
リュウジさんが投稿した「材料をぶち込むだけ」の簡単レシピ。
その中に“キャベツを大量に鍋へ投入する料理”がありました。
それを見たユーザーが、
リュウジ、信じてるからな
と一言添えて、大量のキャベツを鍋に詰め込んだ写真を投稿。
この短くて覚えやすいフレーズが一気にバズり、他のユーザーも次々に
自作料理
失敗しそうな実験
勇気が必要な挑戦
などにこのフレーズをつけて投稿し、ひとつのミームに成長しました。
多くの人に受け入れられた理由としては、次の三点が挙げられます。
一、見た目にインパクトがあり笑える
二、無茶だけど“信じてやる”という絶妙なツッコミ感
三、短くてシンプルで使いやすい
誰でも参加できる、いわばネット大喜利文化として成立したのです。
女性ユーザーが参入して「ミームが終わった」と言われた理由
リュウジ信じてるからなミームもまたまた女の参戦によって終了か…早かったな。
にしてもこれは酷い…過去のミーム破壊の比じゃない。なんの脈絡も無いただのインプレゾンビ。 https://t.co/W04VWWX7tk— Armon (@ZEYsaid) December 2, 2025
今回の炎上は、ある女性ユーザーがこのミームを使い、
自分の写真やポーズを混ぜた投稿
ミームの空気感とは違う“自撮り系”の投稿
面白さが分からないと批判する投稿
といった行為をしたことがきっかけだとされています。
ここで不満を持った一部ユーザーが、
女が参入するとミームは終わる
自己アピールに使うな
承認欲求の道具にするな
といった書き込みを行い、流れが悪化。
これにより、
ミームが空気を壊されて終わった
元ネタの雰囲気が壊された
楽しく遊んでいたところに違うテンションが来た
と感じる人が増え、騒動に発展しました。
「その女性は誰なのか」
この記事では名前は明かされておらず、特定の人物を断定していません。
ネット上の反応を見る限り
特定の一人ではなく複数の女性ユーザーの投稿
または“自撮りでミームを使う層”全体
に対して批判が向けられていると考えられます。
つまり「誰か一人の女性が炎上した」というより、
“違う温度感のユーザーが参戦した”ことで文化が揺らいだ、
という構図に近い騒動です。
なぜ「女が入ると終わる」と言われるのか
ネット文化に存在する古い価値観
これはネットミームではよくあるパターンです。
暗黙のルールで楽しんでいる空間に、
そのテンションとは別の投稿（特に自撮り）が流れ込むと、
男性ユーザーの一部が
媚びてる
承認欲求
面白くなくなる
と反応してしまう傾向があり、今回も同じ状態が再現されたと言えます。
重要なのは、女性だから批判されているというより
ミームの空気感にそぐわない“自分アピール投稿”
を行ったことが拒否反応を生んだ、という見方も強い点です。
ただし、ネットでは「女が入ると文化が終わる」という固定観念が根強く、
これも批判が過剰に燃えた一因になっています。
ミームの寿命
「面白さが分からない」という声が増えた理由
今回の騒動で増えた意見として多かったのは、
そもそも最初から面白いと思わなかった
使う人が増えすぎて寒くなった
テンションがズレてきた
みんなが使いすぎて飽きた
という声です。
ミームは生き物のようなもので、
広がると同時に“旬”が終わる
という特性があります。
特に、万人が使えるシンプルなミームほど、
参入者が増える→面白さが薄れる→終わったと言われる
という流れを辿りがちです。
今回、大きな“終焉の引き金”となったのが
空気感に合わない投稿の流入
というだけで、ミームが寿命を迎えるタイミングとしては自然とも言えるのです。
まとめ
今回の騒動は「ミームに異なる価値観の人が入ったときに起きやすい現象」の典型例です。
女性だからダメなのではなく、ミームの空気感と違うテンションの投稿が反発を生んだこと、そしてミーム自体が“潮時”を迎えていたことが原因だと言えます。
ミームは流動的で儚いもの。
だからこそ、その瞬間だけの盛り上がりを楽しむネット文化の象徴とも言えるでしょう。
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