またしても回転寿司チェーン「スシロー」で、信じられないような迷惑行為が起きました。
動画配信を通じて注目を集めようとする人物による“ガリ直箸食い”が拡散され、SNS上では「衛生的に最悪」「スシローが気の毒」といった声が殺到しています。
映像には、全身にタトゥーを入れた男性がスシローの店舗内でガリのケースを開け、備え付けのトングを使わず、自分の箸を直接突っ込む姿が映っていました。
この男性は、後にネット上で「久永小太郎」という迷惑系配信者ではないかと特定され、過去にも飲食店やホテルなどで問題行動を繰り返していたことが判明しています。
本記事では、この「大阪スシロー ガリ直箸食い事件」の詳細と、犯人とされる久永小太郎という人物の素性、そして今後想定される賠償問題について詳しく解説していきます。
スシロー(大阪市内)で迷惑行為 “ガリ直箸食い”汚すぎ
《全身タトゥー男がガリ直食い》
迷惑配信でスシローに警察が出動https://t.co/aJfa52SXEM
スシローの運営元である株式会社FOOD&LIFE COMPANIESは、以下の回答だった。「11月4日に店舗に警察の方が来られ、警察にご相談したことも事実です。詳細につきましては、お伝えしておりません」 pic.twitter.com/WzZFsLLX4V
— NEWSポストセブン (@news_postseven) November 12, 2025
回転寿司チェーン「スシロー」で、またも迷惑動画が拡散され世間を騒がせています。
今回問題となっているのは、大阪市内の店舗で全身にタトゥーを入れた男性が「ガリを自分の箸で取って食べた」という行為を配信した動画です。
動画の中で男性は、スシローのカウンター席に座り、イクラ軍艦などを注文。
しかし寿司が届くまでの間、ガリが入ったケースを開け、備え付けのトングを使わずに、自分の箸を直接突っ込み、大量のガリを口に入れました。
一見すると小さな行為のように見えますが、衛生面や他の客への配慮を欠いた行為としてSNSでは批判が殺到。
「またスシローか」「ガリも安心して取れない」などの声が相次ぎ、店舗では警察まで出動する事態となりました。
スシロー本社も「警察に相談は事実」とコメント
問題の動画は11月4日にライブ配信され、視聴者から通報が相次いだといいます。
スシローの運営元・株式会社FOOD&LIFE COMPANIESは取材に対し、
「11月4日に店舗に警察の方が来られ、警察にご相談したことも事実です」
とコメント。詳細は明かしていないものの、警察沙汰になったことは公式に認めています。
現場の店舗でも「本社を通してほしい」と回答しており、内部的に対応が進められている様子です。
犯人は久永小太郎?配信での姿が一致
極MS13(久永小太郎)がやらかした。ついにNEWSポストセブンデビュー
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」https://t.co/pkhHlmt1dR pic.twitter.com/1KoPPQpDhD
— POISON (@biyousatu) November 12, 2025
SNS上では、動画内に映る男性が「久永小太郎」ではないかと指摘する声が相次いでいます。
久永小太郎はネット上で知られる迷惑系配信者。

顔や体中にタトゥーがあり、粗暴な言動や飲食店での迷惑行為などでたびたび炎上してきた人物です。
また、配信中に「極MS13」などと名乗ることでも知られています。
実際、今回のガリ直食い動画でも、本人の口調や外見、独特な配信スタイルが久永氏の過去配信と酷似しており、視聴者の多くが「本人で間違いない」と特定しています。
“寿司ペロペロ事件”を思い出す人も多数
この騒動を受け、多くの人が2023年1月の「寿司ペロペロ事件」を思い出しました。
当時、岐阜県のスシローで少年が醤油ボトルや湯呑みを舐める様子を撮影・投稿し、大炎上。
スシロー側は少年に約6700万円の損害賠償を求めて提訴しました。
最終的には7月に調停で和解しましたが、この件をきっかけに飲食店での「迷惑動画」への世間の厳しい視線が一気に強まりました。
今回の“ガリ直食い事件”も、同じスシローが被害に遭ったことで「学習していない」「見せしめとして厳罰にすべき」といった声が上がっています。
久永小太郎とは何者か 経歴と過去の逮捕歴
久永小太郎(ひさなが こたろう)は1986年6月生まれ。町田市出身で、現在は住所不定無職とされています。
拠点は東京・浅草や北千住周辺にあり、迷惑行為を繰り返す配信者として一部の界隈で知られています。
彼の“全国デビュー”は2015年。
ラーメン店「蒙古タンメン中本」で店員に対して「早く出せ」と強要し、逮捕されたことがニュースになりました。
その後もトラブルが絶えず、2023年2月にはホテルに80連泊した際、スタッフに構われなくなったことを理由に消防ベルを2回押して逮捕。
この事件ではフジテレビのニュースでも報じられ、執行猶予3年の判決を受けました。
釈放後は迷惑系YouTuberとして活動を再開し、飲食店や電車、タクシーなどで配信しながら問題行動を繰り返しています。
ガリ直箸事件で賠償金の可能性は?
スシローは過去の「寿司ペロペロ事件」で6700万円という高額の損害賠償請求を行っています。
その前例を考えると、今回のガリ直箸行為に対しても、損害賠償請求が発生する可能性は高いと見られています。
SNSでの炎上によるブランドイメージの低下や、来店客の不安感による売上減少は、明確な損害と判断される場合があります。
特に、スシローは以前の事件を教訓に「迷惑行為には厳正に対応する」と公言しており、今回も法的措置を検討している可能性が高いです。
実際に賠償額が確定すれば、数百万円から数千万円規模となることもあり得るでしょう。
まとめ:久永小太郎の“ガリ直食い”騒動は社会問題に
今回の大阪スシローでの“ガリ直箸食い”事件は、単なる迷惑行為ではなく、現代のネット配信文化が抱える闇を浮き彫りにしました。
久永小太郎という人物は、その象徴的存在とも言えるでしょう。
スシロー側が今後どのような対応を取るのか、法的措置や賠償請求が行われるのか注目が集まっています。
再び同じような事件が繰り返されないためにも、企業側・視聴者側の双方が「面白さ」よりも「モラル」を優先する社会意識を持つことが求められます。
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